高速ツアーバス安全確保指針の対応状況について

  • 2012年4月29日未明、関越自動車道にて高速ツアーバスの大きな事故が発生いたしました。 亡くなった方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、お怪我をなさった方々の一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。 弊社が加入する高速ツアーバス連絡協議会では、この事故を重く受け止め、二度と同様の事故を発生させないため、 5月16日、「高速ツアーバス安全確保指針」を策定いたしました。 弊社といたしましても、同協議会会員として、指針の遵守に努めてまいりますとともに、その対応状況について随時本ページにて公表してまいります。
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高速ツアーバス安全確保指針:現在の対応状況(企画実施会社向け)
貸切バス事業者との関係について
項目 対応状況
1 運行を依頼する貸切バス事業者について、貸切バス事業者の法令遵守及び安全確保の状況について事前に書面で把握する。
2 貸切バス事業者に対し運行を依頼する際には、交替運転士の配置を確認した上で依頼する。今後、関係行政機関の方針に従っていくものの、当面、夜行運行で長距離(実車走行距離が450km以上のもの)のコースについては、交替運転士の配置を必須とする。また、貸切バス事業者から運行指示書の写しまたはこれに準じる内容の電子メール等を入手し、交替運転士の配置状況を確認する。
3 運行当日出庫までに、実際に運行する車両の、所属会社名、車番、運転士の氏名、携帯電話番号(交替運転士を含む)を必ず把握する。
4 運行時間帯に常に連絡可能な緊急連絡先を貸切バス事業者に伝え、緊急時に速やかに報告を受ける体制を整える。
5 経路の変更、大幅な遅延、サービスの内容等の変更があった際には、貸切バス事業者からの報告を必ず受ける態勢を準備する。
6 貸切バス事業者の安全確保状況に問題がある場合にはその是正を求め、是正されない場合は契約を行わないこととする。
※高速ツアーバス運行会社 にかかる緊急重点監査結果において、重大かつ悪質な違反がみられた事業者への安全性の再確認について
7 万一の事故の際には、貸切バス事業者と協力して状況の把握、被害者の救護などの対応に当たる。
8 上記に内容について、相互に書面にて報告、確認し、承諾する。内容に変更がある場合も同様とする。
利用者との関係について
項目 対応状況
9 募集広告(サイト及び店頭)上にて、高速ツアーバス(募集型企画旅行)である旨を明記する。
10 募集広告(サイト及び店頭)上にて、交替運転士の有無及びコース延長距離(例:約450km)を明記する。
11 募集広告(サイト及び店頭)上にて、企画実施会社の特別補償の内容及び運行を依頼する貸切バス事業者の任意保険の加入状況(例:対人無制限)を明記する。
12 出発前までに、全ての参加者の氏名、年齢、性別及び代表者の連絡先番号を把握する。

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